ずいぶん顔を見てなかった兄弟分から突然電話が・・・
「今から会わないか?」
その一言に不安を感じながらも、俺はいつもの場所に向かった。
車を止め、暗がりの中・・・
タバコに火を・・・
5分・・・
10分・・・
時間は想像を生む・・・
暗闇から足音が、兄弟だ。
助手席に乗り込んできた兄弟・・・
「久しぶりだな、どれくらいぶりだ?元気にやってたのか?」
声をかけた俺をじっと見つめて「少し走ろう」
こいつ何かやらかしたんか!?飛ぶ前に会いに来た??
もしかして人を・・・オイ!!マジかって!!??
言葉が喉に引っかかる・・・俺の勘違いなのか・・・
静寂を切り裂いたのは兄弟の一言だった。
「俺よ、最近なぁ、引っ掛けすぎてやばいんだぁ・・・
現地の人間にマークされてるかもしんねぇ・・・
ちょっと、やりすぎたんかなぁ・・・」
おいおいおい!! はっきり言えや!!! 詰め寄った俺に兄弟が・・・
「これ、見てくれ。」
兄弟の携帯の画像を見て、俺は言葉を飲んだ。
「マジでデカくね??これ食えるんだぜ!!
シーバス☆ シーバス☆ あ、スズキのことね!」
兄弟は仕事を辞め、釣り師になっとった、ちゅ〜オチはダメ??
たまにはイイネ☆
てか、マジでデカくね?
↑シーバス
↑黒鯛
てか、こんだけ釣ったら、ほりゃ〜いかんわ☆
魚がぶちぎれとるわ!
兄弟が誘ってくれとるで近いウチ、俺も釣り行ってきま〜す♪
てか、おねぇちゃんだったら夜な夜な釣っとるんやけど・・・
今週はみ〜んなお腹が痛い週だもんで おとなしくお家でネンネします☆
あ〜、つまらんつまらん
FFD